2012年7月24日火曜日

ローマ→フィレンツェ(4/1)

暑い、眩しい、イタリア人がサングラスかける気持ちが分かります。
かと言ってサングラス顔になるのは勘弁。。。ちびっこギャング
みたいになってしまいますので(笑)



この日はエウロスターでローマからボローニャへ直行する予定でしたが、
荷物の関係でフィレンツェで途中下車し観光することにしました。
明日までに荷物が届かなければ今回ボローニャでの売り込みはできない予定。



家の色と建物の色とのコントラストが素晴らしい。
私の好きな色のタイプが並んでいました♪
��カメラの充電が無くなったので(充電器はトランクの中)携帯で撮りました)

昨日からだんなっちはというと、芸の為なら…じゃなくて
タバコの為なら英語も話す(笑)

中国の空港で喫煙所を探す時に「じゃあ…はい、聞いて。」と頼むんで、
「どうしても吸いたいなら自力でお願いします。」と
少々いじわるに対応したら、すぐに掃除のオバチャンの所や
インフォメーションのスタッフの方へ駆けて行き単語を並べて
ゼスチャーして、何とか喫煙所を見つけていました。

そうそう昔、祖父が怪我をした時に病院へ行く途中、
父が運転する車の後部座席で、包帯を巻いた不自由な手を伸ばし
何やらゴゾゴゾやりだしたので目をやると、彼は何とかしてタバコを吸おうと
していたそうです。そんなもんなのかもしれません。

で、中国はクリアしたけれど、イタリアもついに公共の場での喫煙は
全面禁止だと聞いていたので今度はどうする気だろうと思っていたのですが…

駅のホームで、街中で、空港のエントランスで、リストランテ(屋外)で、
世界遺産のカンポ広場で、みんなバリバリ吸っていました。
サンタ・マリア・ノヴェッラ駅は煙でもくもく、
空港のスタッフも、警官も、しまいにゃ駅員は窓からポイ捨て(笑)
ホテルにも灰皿置いてあるし。

それから、メディチ家礼拝堂に並んでいた時に夫がタバコを取り出したら
清楚な若い美人の女の子(外国人)から声を掛けられたので、
さすがに注意しに来たのかな?と思ったらそうじゃなくて
「1本くれない?」だった。
夫は安堵の表情を浮かべ羽を伸ばす。。。あんたたち面白すぎる。

 

駅でピザを食べて腹ごしらえをし、サンタ・マリア・デル・フィオーレ大聖堂
��ドゥオーモ、サン・ジョヴァンニ洗礼堂、ジョットの鐘楼)を通り過ぎ、



バルジェッロ国立博物館(予約無)でミケランジェロのブルートゥスなどなど
素敵な彫刻を見た後、シニョーリア広場でちょっと休憩。
こちら以外でも美術館・博物館系は空港並みに持物チェックをやっていました。

ロッジア・デイ・ランツィと明日のウフィッツィの入口を確認し、
ポンテ・ヴェッキオを渡りました。
アルノ川沿いの道を歩いている時は特に日差しが強かったです。

 

見たいところの5本の指に入っていたブルネレスキの
サント・スピリト教会(右)は閉まっていましたが、
シンプルな景観が美しかったです。

ピッティ宮内のパラティーナ美術館(左)も予約なしで大丈夫でした。
宮殿だけあって内装は貴族的で美しい。ラファエロ祭です。
外では家族連れ、恋人達、タバコーズが日向ぼっこしていたので
私たちも少し休みました。
夕暮れ時は風が冷たくて気持ちいいです。

それから、夫が「体調がおかしいので何とかして風邪薬を買いたい。」
と言い出したので、気が進みませんでしたが駅前の薬局へ行きました。

そこには若いあんちゃんとおじいちゃんがいて、
おじいちゃんの方はお客にアツく薬の飲み方を説明していて何だか怖そうです。
そこで、あんちゃんに「薬がほしいのですが?」と夫が聞くと、
「ドラッグ?!」と首を傾げられましたので慌てて「い、いや、メディスン!」
「風邪を引いてしまったようなので薬が欲しいそうです。」と説明しました。

あんちゃんが「熱があるの?寒気があるの?」とゼスチャー交じりに聞くので
「お腹の具合が悪いのと寒気がする。」と答えると錠剤を持ってきました。
しかし夫は「顆粒のがいい。顆粒のはないですか?」とゼイタクな事を(笑)
そうしていたら、ついに怖そうなおじいちゃんが話に入ってきました。

話してみてビックリ!とっても楽しくてイイおじいちゃん。
「あんたたち、結婚して何日目?3日目?4日目?…6日目??」
「旦那さんが悪いことしたらブン殴っていいよハートガハハ!」
レモン味と書かれた顆粒タイプのお薬を買いました。



その後はヘトヘトになっていたので真っ直ぐホテルへ向かいました。
古い建物を改造したホテルになっています。
写りは悪いですが実物はもっと可愛らしいです。

充電が残り少なくなった携帯で手配先の旅行会社さんに
「荷物はいつ届くんです?」と聞くと、
宿泊先はわかっているのでフィレンツェに届けさせます、
とのことでした。よかったぁ~~もしかすると明日は
ボローニャ行けるかも知れない!(とこの時点では期待していました)

美術館のハシゴってこんなに疲れるものだったっけ?

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