2012年7月24日火曜日

フィレンツェ→(4/3)



さあて、この日も朝早くからお出かけです。
ダビデちゃんの置いてあるアカデミア美術館です。

weekend a Firenzeにて予約しました。
こちらでは現地発のオプショナルツアーも取り扱っていて、
オンライン予約・決済ができます。
ローマ、ナポリ、ヴェネツィア、ミラノ、その近郊なども
予約可能でございます。(場所によって手数料には少々疑問だが)
お、シチリアも追加されていますね、リンク切れてるから近日公開なのかも。

アカデミア美術館にいったら、ウフィッツィまでは行かなくとも
結構人が並んでいました。目立たないところに入口があり
分からなかったので、そばにいる係のお兄ちゃんにバウチャーを見せると、
すぐ傍にあったフェンス(?)を外してくれ、あっさり入場。
ちょっとした快感でした。でも、朝一で行って少し並んでも良いなら
予約しなくても大丈夫だったりして。時期によるのでしょうね。
後でヴァチカンのガイドさんから聞かされたのですが、
この前は「復活祭」だったから、私たちが来る前までは混み込みだった、
おまけに今海外では卒業間近シーズン(うろ覚え)だから、
学生がレポート書くネタを探しに世界各地から
イタリアに集まってきている、なのによく予約できたね、
あなた方は運がいい、とのことでした。(えー良いのかな?!)

ダビデは投石器を持ってペリシテ人の大男ゴリアテ
��英:ゴライアス)を睨み付けています。
本当に大きいですねー!まさかあんなに大きいとは思いませんでした。
あれだけデカイものを確かな技術で彫り上げてあるし。
やったね、ミケランジェロ・ブオナロ~ティ、ブオ~豚
伊達にミケランジェロ(ミカエル+エンジェル)って名前じゃないですね。

その他にあったこじんまりした部屋には、大量の彫刻が置かれていたので
見ごたえがありました。石棺の上にあったと思われる彫像のなかには
若い人のもあったなあ、きっと若くして亡くなったんだろうなあ、
とか故人への想像力を掻き立てられます。

出口付近のお土産屋さんの目玉商品はやはりダビデ。
ポストカードには、全身各3種類、後ろ姿、顔、目、
石ころを握った手、そして…アノあたり(トランクスに刷るのは
どうかと思う)とあらゆる角度のが売っていました。
日本のポストカードより若干高いけど、せっかくだから
頭がでかく見えない角度の全身のを買いました。

それから、サン・ロレンツォ教会とメディチ家礼拝堂。
メディチ家のメンバーが眠っています。一部は修復中でした。
床には青や赤や緑やらカラフルな大理石が贅沢に使われています。
贅沢すぎて礼拝堂とは程遠い感じでした。
骨の一部はケースに納められ美しく飾られています。
日本ではありえないかも。

そして、ここにもミケランジェロの彫刻が。
「思索」「行動」「昼」「夜」「曙」「夕暮れ」
「昼」は日焼けしたように見せる為に意図的に表面をざらっと仕上げている。
未完成のものもありました。途中で喧嘩して投げ出しちゃったらしい。

彼は仕事に取り掛かるのは遅いけれど、いざ始めると周囲が驚くほどの
速度で仕上げたんだそうです。
だけどカッとなりやすく、喧嘩して顔を殴られたときに
鼻が曲がっちゃったみたいです。ブオ~豚
システィナ礼拝堂の天井画の製作の終わりごろ、
教皇から「完成はいつ頃になるのか?」と聞かれ、
疲れが溜まっていた彼はイライラして「私が"できた"と言った時です」
と返答したそう。これに対し、同じく気の荒い教皇は
「早く完成させないと足場から突き落とすぞ」と言い返したんだとか(笑)
不器用だけど一生懸命に生きている人に、私は惹かれるのかもしれません。

お昼になって、急にお天気が怪しくなってきました。
14時半頃には電車に乗らなきゃいけないので観光も終わりにしなければ。
最後に駅名にもなったサンタ・マリア・ノヴェッラ教会へ行きました。
教会の側では署名を求められたり、物売りが話し掛けてきますので
ノー!といいながら早足で中へ入りました。
表面のファサードが美しいです。内部には中世のフレスコ画もありました。
日曜はお祈りしに地元の人々がやってくるんだろうなあ。
時間になると、教会の鐘の音が聞こえてくる生活って素敵。
目覚まし時計にお世話になっている私はうらやましかったりして。

せっかくだから薬局にも行ったんだけど、ここの店員さんたちは
大変お高くございまして、店内ががらんとしているのに、
質問をすると「忙しいから他のスタッフに聞いてください」
なんて言うもんだから訳が分からん撃沈
このお店は元々修道士が作ったそうですが、それが今や黒い高そうな
スーツを着て接客しているんだから皮肉だなぁ~。

電車に乗る前に旅行会社へ電話。
「昨日届かなかったですよ、もう4日目ですよね?
これってよくある事なんですか?もし今日届かなかったらど…」
ツーツー。。。ここで、ついに電池が切れました失恋
イライライラ、そう、怒ってるのはお腹がすいているからだ(笑泣)
気を取り直すためランチ。
マルゲリータ(ピザ)が美味しくてはまってしまいました。
思ったんだけど、アメリカのハンバーガーは本当にでっかいのに、
こっちのはそうでもないんですね。(と仕方なく入ったマックで思いました)

��書き終わったら愚痴っぽかったのでグレーゾーンにしてあります↓)

まったくー!届かないんなら最初から「フィレンツェへ届けさせます。」とか
「コンピューター上では明日届くことになってます。」
だなんて下手に言わないで欲しいもんだ。ウソツキは泥棒のはじまりです。
有給(ウチのは少ない)殆ど使ってここまでやってきてさー、
バッテリーがスーツケースの中なので、デジカメの電池が切れちゃったし、
もちろん携帯だってー…お金がないのに服とかも着替えが無くて
買う羽目になったりとかしてさー。

ボローニャもとうとう終わっちゃったじゃないか。
��これは文句が言い足りんぶー
大体何で人間が1日で来るところを、どうやったらあんなコンパクトな荷物が
4日もかかるのか?どう考えても4日も届かないのはありえないでしょ?!
そうか、飛行機は落ちなかったよ、確かに私たちは幸運だ!

…ハッ!!おおっと失礼、折角読んで頂いているというのに
愚痴っぽくなってしまいました。あまりにも納得がいかないもんで困惑




さー、フィレンツェともここでお別れ。
エウロスターでローマを目指します!

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