2012年7月24日火曜日

まっすぐ前を

『もう帰ってくるな。私達の事を決して考えるな。振りかえるな。何も書くな。
ノスタルジアに惑わされるな。いいか、全て忘れなさい。もし耐えられなく
なって戻ってきても、私に会いに来るな。お前を私の家には入れさせないぞ。
いいか、わかったか? 』

ニューシネマ・パラダイスの中のアルフレードが旅立つ主人公へ贈った言葉です。
私はノスタルジアに惑わされて、戻りたくなくなってしまう。
このシーンを観ると、おじいさんが意識不明になって亡くなる数日前に
言われたことや、上京する時のプラットホームでの出来事と重なって、
目頭が篤くなります。

ボローニャの受付リストのページをちょくちょくチェックしても、
友達の名前は見たけれど、一向に自分の名前が載ってこない。
空しくなってきました。
もう見るのをやめようと思うのでした。

ところで、他の人はツアーで行くの?それとも個人?
私は個人に挑戦しようと思うのだけど、もし道連れがいらしたら
とても嬉しいです。

『どんな仕事でも一生懸命やらないかん。もういい、というまでやらなんよ。
まっすぐ前を向いて行かんね。』

今の私はまっすぐ前を向いているだろうか?

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