2012年7月24日火曜日

戦艦ポチョムキン




露:Броненосец
1925年 ソ連 66分
監督・脚本 セルゲイ・M・エイゼンシュテイン
原作 ニーナ=アガジャーノ・シュトコ
音楽 ウラディミール・クリュコフ
出演もしくは声の出演 アレクサンドル・アントノーフ 、
グリゴリー・アレクサンドロフ 、ウラジミール・バルスキー

セルゲイ・エイゼンシュテイン監督の名作。
彼は、モンタージュという映像表現を確立させました。
後に、同じロシア出身のショスタコーヴィッチの音楽がつけられた
バージョンも発売されましたがサイレントです。
あの静寂の中の衝動が素敵。
音の無い方が、読書する時の感覚と同じように自分のイメージに浸れます。

1905年の夏、黒海沖の巡洋艦ポチョムキン号で、
ウジの沸いたスープに怒った水兵たちが反乱を起こし、
オデッサの港へ寄港するが、やがて軍隊が押し寄せてきて
大虐殺が繰り広げられていく。
乳母車が階段を転げ落ちていく「オデッサの大虐殺」シーン
��映画史上最も有名な6分間と称されている)等、
多くの映画へ引用されるなど彼の影響力を感じます。
カット割りが決まっています。
エイゼンシュテイン本人を探してみてください。

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