2012年7月24日火曜日

硬玉と軟玉

卒業シーズンですね~桜も咲き出すし。
ってことで卒業だぁ~(←?!)

次回オリンピックのメダルに”玉(ぎょく)”が使われているとのこと。
硬玉と軟玉、どっちの”玉(ぎょく)”だろう?

玉といえば翡翠のことをさしますが、たぶん北京が開催地なので、
やっぱり軟玉であると思われます。画像を見ても軟玉にみえるし。

近年までこの2つは同じ鉱物だとされてきたのですが、科学的に見ると、
硬玉はヒスイ輝石の一種で(NaAlSi2O6)軟玉は角閃石の一種で
��Ca2(Mg, Fe)5Si8O22(OH)2)科学組成が全く違うことが分かります。

今日では混同を避けるため、硬玉はジェダイトあるいは本翡翠
��昔は日本で採れたが現在はミャンマーが主な採掘国)と、
軟玉はネフライト又はグリーンジェイド(中国が主な採掘国)と呼ばれています。
名のとおり、硬玉はモース硬度6.5~7で軟玉は6~6.5という感じ。

ちなみに硬玉である翡翠の硬度は、ダイヤモンドには及ばないけれども、
細かい結晶が集まって出来ているので、多少ひびが入っても中々割れない
��=加工しにくい)んですって。タフガイだ。。。

ちなみに硬玉・軟玉ともに、白・薄緑・深緑・黒・紫・青・黄・赤等の色があり、
赤が一番希少なんだとか。緑系で最高とされるのはろうかん質の濃い緑で
インペリアルジェイドと呼ばれています。玉といえば世界的には硬玉ですが、
中国では玉は軟玉のことをいうと聞いた事があります。

私は優しい緑色が大好きです。。。緑が好きなので。

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