2012年7月24日火曜日

ちょっと真面目な話。

"離れるべきか、変わるべきか?"

変化するときは大なり小なり何かしら衝撃があって、
それに直面した時には、立ち止まって、あるいは走りながら考えます。
スキップしながら考えるのもいいね。

見えないが確実にやってきている何かに、自分はどう立ち向かうのか?
何だか分からないけれど違和感のあるものが道に転がっていたら、
人によっては、それを見なかったことにしたり、あわてて逃げたり、
ちょっかいを出してみたりするでしょう。

私は今、ちょうどそんな状況にいるんだな、と実感しています。
それに気付いたのは、イタリアでの出来事がきっかけでしたが、
もう、うすうす感じていたのかもしれません。変化が押し寄せてきています。

絵本をやっていきたい!と決意したのは最近ですが、
目覚めたのは、実はずっと前からでした。
��それまでは、イラストレーションから離れていろいろ逸れていた)

初めて完結したと思ったのが、10年前に作った幼児向けの手の絵本。
今見ると、後一押し欲しいのだけど。
このテイストでは、デザイン高校から始めているので、15年くらいやっています。
今回はもう一つの絵本がメインでしたが、こんなテイストでも描いている
��描いていた)とちゃんと編集・製本して、売り込んできました。

蓋を開けてみれば、手の絵本の方が好感触。想像もしていなかったこと。
そして、最近読んでいる『絵本の作り方』という有名な著書にも編集者にも
言われて自分なりにまとめた言葉ですが、

『分かりやすさ、安心感、ほんの少しのドキドキ』

誰に向かって絵本を描きたいの?誰に読んで欲しい?
それを考えているつもりが、考えてなかったのか?
自分の好きなものだけ書いていた気がしない?
という言葉が頭の中をよぎります。
そのたびに、あの疑問を自分に投げかけます。
次の見本市は多分――。

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