2013年10月4日金曜日

再びマークとマーイケに会う ―― ディナー編


 オランダのバンド・デシネアーティスト(漫画家)マーク・ヘンドリクスマーイケ・ハーチェスの二人の友人に会いました。ちょうど2年前の今頃も彼らと画材を買いにいきましたが、その時はスケジュールの関係で半日すらなかった。今年は2日間遊ぶことができました。私は相変わらずの赤ちゃん英語なのですが耳って慣れるもんだなあ。この耳のままキープしたいところ(汗)

 ききたいと思っていた「スケーフェニンゲンの発音」もレクチャーしてもらいました。喉をかすれさせるような発音にはこぶしが要ります。特に「ケー」の箇所。色んな要素が含まれていて、確かに戦時中ドイツのスパイを見破るには適していると思ったり......


 マークからアジア旅行をすると半年前くらいに聞いて「今日日本についた!」と知らせを受けたのが9月末。実際に会ったのが10月4日のディナーと6日の骨董市です。台風「うさぎ」のことを心配していましたが大丈夫でした。日々の仕事とのスケジュール調整は慌しかったんだけど、二人に会えるのだから頑張りました。


 ディナーは第一週の金曜日。花金まっさかりの銀座。最初に連れて行こうとしていたバーデンバーデンは分煙じゃないので(私は好きだし良いんだけど)禁煙席のある場所を探したら、7丁目のライオンの2階にしようってことになって慌てて電話。
「翌日は大変込んでおりまして、個室は全て予約が入っております。個室じゃなくてもよいですか?」
 なんて言われてしまう。とりあえず、3名なので4人席をギリギリ予約。何とか居酒屋難民にならずに済みました。


 マークのバンドデシネに出てくるダットサンが偶然展示されていました。可愛い青のダットサン。マークも博物館で赤の車体を見たと言っていました。後で教えてあげよう、と思いつつ待ち合わせ場所へ。二人は2~3分早く着いていました。再会のハグハグし「さっき、ダットサンが展示されていたから後で見に行こう」とお知らせ。予約の時間よりも少し早いけれど2階へ。




 慣れなくてすみません、ちょこちょこ取って食べるものがいいというマーイケのリクエストで定番系のものを頼みました。さすがライオンさん、美味しかった!マーイケがをフォークに刺した茶色いソーセージをクローズアップ撮影して画像を確認し、10秒間の沈黙の後に「うんこ、うんこ」と呟いていた......(笑)
 コロッケを注文した時に「この“クロック”は日本風?」ときかれました。オランダのコロッケは肉だけなんですって。「コロッケ、柔らかくて美味しいわ」とマーイケ。良かったね(^^)

 クロックのことを後で調べました。なるほど、クロケットって聞いたことがある~それはそれで美味しそうです。
Kroket - Amsterdam, Netherlands | Local Food Guide


「オランダのヴィレム=アレクサンダー国王の即位、おめでとうございます!」
 とお祝いを伝える。マーイケは以前イベントで王太子時代の国王に会って言葉を交わしたことがある。「古臭い伝統をとっぱらい、王族と市民の敷居を外してきた」とマーク。ベアトリクス女王退位の際はとても残念だと話していましたが、国王は本当に良い人だと自然に話してくれました。本当に好かれているんですね。王女様たちもすごくかわいいねと話すと「うん、本当みんな可愛い」とマーイケ。

 先日のDJアーミン・ファン・ビューレンのトランスな国王即位イベントの会場とマークたちの住居とはすごく近かったそうです。会場にいた人も国王一家の登場にものすごく驚いたらしい。急遽行くことにしたらしく運河を走っていたボートから突然上がって来られたんですものね、正にサプライズ。国王夫妻はアーミンさんのファンだそうです。いいなぁ~
日本でも記事に取り上げられています


 国王即位記念限定のプレイモービルをお土産に頂きました!ウチのミッフィと。ありがとうっ☆
「国王は結構似ていると思うわ」(マーイケ)
「マキシマと国王とミッフィと添い寝するといいよ。朝起きたら国王のサーベルが鼻の穴に刺さってるかも知れないから気をつけて」(マーク)
 刺さってませんよーーもったいなくてまだ開けられない。

 二人は香港滞在中には刺身を食べたり、東京へ来たらドイツ料理やベルギーカフェへ行ったりしてどこを旅しているのか分かんない様子を楽しんでいるようです。この画像をFBに上げていると、ドイツのロブさんから「今オランダにいるのですか?」とたずねられました(お土産がお土産だから 汗)
「いや、オランダの友達が日本に来ているの」
 と真面目に返したらマーイケさんが割り込みました。
違うわ、クミコはオランダでお土産を買い、ハンブルクでディナーを食べたのよ



 それから、マークの貴重なバンド・デシネコレクション(仏語と蘭語)とドイツ占領下のオランダ写真集(蘭語)など頂きました。戦時下本、中には密かにオランダ人が撮影した写真もありました。イギリス空軍がアムステルダムを誤爆した時の写真を見ながら「ここは僕らの住居から1つの道を挟んだところでね」とマークが説明してくれました。

 ユーゴスラビアとチェコスロバキアの話の最中にスペルをきこうと思って、Google翻訳を見せたら、午前中に妄想で考えていた「裸のドイツ国防軍&武装SS戦場写真集」の一文を見られるハプニングが!!
「クミコがまた裸のドイツ兵のことを?!??」
 とマークとマーイケが目を白黒させた(笑)裸のGIやロシア兵のことも考えていますからね(違)。「偽日本を紹介する本もあるよ」だって。面白そう!翻訳しながら頑張って読みますー。

 帰宅してTLを確認したらスペインのフォロワーさんからレスポンスがありました。「裸のドイツ兵??新しいフォトセットですか?!?」と......本当ごめんなさいね(大汗)

We had a fun! Thank you so much :-D 骨董市編へつづく。

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